和食器屋店主のブログ

〜ぐうたら極楽トンボな日記〜
和食器販売 おとなの和食器屋店主のおしゃべりと大好きな和食器と愛すべき家族や友人のお話しなど
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手をよごす和食器店
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    え〜本日は、ちょっとだけまじめなお話しなど。

    手を汚すなどと言うと、なんだか良い意味に思えないのですが・・・

    最近は和食器店も「器ギャラリー」 なんて名前をつけたお店が多いようで。

    思い思いの素材感のある綺麗なお洋服を着て、華麗に器を売っているなんてイメージですが、【おとなの和食器屋】の女将や店主は、仕事中はそんな姿とはほど遠いのです。

    昔から家具なども取り扱ってきたこともあり、特に裏のザラつきやガタツキには注意を払います。 砥石やサンドペーパーは必需品で、店主は毎日ホコリまみれと言っても過言ではありません。 仕上げは硬水で綺麗に洗浄・乾燥して初めて出荷できる事となるのですが。それでも年に数件(2〜3件ですが)はガタツキのお小言を頂戴する事があります。

    ところで、この時点で不良と判断したりイメージが違うと最終判断されれば出荷は停止となります。作り手と使い手(お客様)への連絡の嵐とあいなるわけで、だから特に作り手とは常に緊張感を持った関係となるわけです。

    作り手にすれば陶器市なら問題なく売れるのに・・・というのが本音でしょうが、店主や女将相手だとそうはいかないわけです。 使い手の立場に立てば、そうならざるを得ないわけでプロとしてそれは当然な事だと思っています。

    「使い手が直接足を運んで直接手に取って選ぶ」という作業をプロである私たちが行っているとご理解いただければ良いのかもしれません。 作り手にしてみれば、よく売って支払いも早いのだがお品に関してはめちゃウルサイという存在でしょう。

    そう・・・

    そういう意味でも、ちょっと言葉は悪いのですが

    自ら手をよごす和食器店(^^)なんです。


    作曲家の久石譲さんが、宮崎駿監督との関係を「一緒に飲みに行くなんて事のない、仕事での緊張感を常に持ったプロ同士の関係」という意味のような事をおっしゃっていたと聞き及びます。 まあ、一緒に飲みに行く事はありますが(^^ゞ、私たちと作り手も同じような関係ですね。

    久しぶりにちょっとまじめなお話しでした。

    写真は黒波目楕円特大皿を綺麗にしているところ。 素敵なだけでなくコストパフォーマンス抜群の大皿です。

    店主のお仕事1
    22:29 | 店主の本音 | comments(3) | trackbacks(0) | - | - |
    コメント
    先月カップ3ケを購入させて頂きました。その時カップの下を触ると・・・あっ!つるつる!と感激しました〜(^-^)今まで器を購入した時、底でテーブルにキズが付く事が何度かあったので、嬉しかったです。箱から出す度に指先で触っています。まだ箱から出せないでいるんです〜(^-^;)勿体なくて・・主人からも「いつまで箱の中に入れとるんか〜」と言われています(^-^;)そ・そのうちに〜
    店主さん、良い手していますね〜(*^-^*)
    2010/03/10 12:44 AM by 和ちゃん
    和ちゃんさん
    うぁっは! あたし半世紀ほど生きてきたんですが、手を褒められるのは生まれて初めてでかなり照れてます。何より普段は目立たない店主のお仕事を喜んでいただけれたのが嬉しいです。中島みゆきさんの「地上の星」の中の歌詞のような気持ちでお仕事してましたから・・・。 あら、箱入り娘なのですね、早く嫁にだしてあげてくださいなヾ(*⌒∇⌒)。 ありがとうございま〜す。
    2010/03/10 6:36 PM by ぐうたら店主
    管理者の承認待ちコメントです。
    2012/06/07 4:07 PM by -
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